★一般外来で医師にご相談ください
脊髄刺激療法(SCS:Spinal Cord Stimulation)について
前田病院では、東京脊髄刺激療法センターを開設し、慢性の腰痛・下肢痛に対し、
**低侵襲な治療法である脊髄刺激療法(SCS)**を行っています。
脊椎外科手術ではなく、外科手術が出来ない又はその前に局所麻酔で
神経の痛みを電気刺激で和らげる治療です。
当院では、最初からジェネレーター(電池)を体内に埋め込むことはしません。
必ず試験刺激(パンクチャートライアル)をおこない、評価し痛みが改善すれば埋め込みはしません。
SCSとは
脊髄刺激療法(SCS:spinal cord stimulation)は、
局所麻酔で、脊髄の後索、後角付近に細い電極を留置し、
痛みの信号を抑える治療法です。
鎮痛薬やブロック注射、脊椎手術を行った方で改善しない慢性難治性疼痛
に対し、保険適応(高額療養費対象)の新しい治療の選択肢となります。
こんな方におすすめです
• 慢性的な腰痛や足の痛みが続いている
• 薬物治療、神経ブロック注射や脊椎の手術をしても痛みが改善しない
• 腰部脊柱管狭窄症(間歇性跛行:長い距離が休まないと歩けない)や圧迫骨折、帯状疱疹、椎間板ヘルニア、糖尿病などによる神経障害性疼痛、下肢の血流が悪い、脳卒中後のしびれ・痛み、脊髄損傷後の痛みなどがある
• 最近鎮痛薬が増えていて副作用が心配 薬の量を減らしたい
• 今の薬物治療ではなく、痛みを良くして趣味や生活の質をより向上させたい 意欲がある方
• 聾唖の方、認知症でご家族が痛みによって困っている方(当院は、東京都認知症疾患医療センターです)
• 年齢、既往歴(病気)関係なく90歳以上の方も行っています 年齢であきらめないでください
治療の流れ
★約1週間入院し、評価・リハビリテーション学会指導医(医師)によるリハビリテーションをたくさん行います
★試験刺激(パンクチャートライアル)は、メスを使わず皮膚の外にリード線が出るので退院前にすべて抜去します 体内に残りません
1. 診察・検査・治療の説明
薬物治療・神経ブロック注射での効果判定
2. 試験刺激(パンクチャートライアル)入院
リード線を手術室で局所麻酔、患者さんと医師が会話をしながら電気刺激がある部位を確認します
3. 評価(入院中に医師によるリハビリテーション指導 評価 リード線を全て抜去し体の中には何も残りません)
4. 退院後 評価 (退院後外来で評価 確認していきます)
退院後症状が再燃しジェネレーター(電池)を体内に埋め込みがご希望な場合は、本埋め込みを行います。
5. 一般外来で定期診察 評価