担当医師 櫻本 浩司 脊椎外科手術担当(第3土曜日 午前外来(予約制) / 火曜日・第1,3土曜日手術)

当院の脊椎外科では、腰や背中の痛み、足のしびれや歩行障害などを引き起こす脊椎疾患に対し、専門的な診断と治療を行っています。画像検査(MRI・CT・X線)と神経学的評価を組み合わせ、患者さん一人ひとりの状態に合わせた最適な治療方針を提案します。


■ 脊椎圧迫骨折に対するBKP(経皮的椎体形成術)

骨粗鬆症などが原因で起こる脊椎圧迫骨折に対しては、BKP(バルーン椎体形成術)を行っています。

骨折した椎体の中にバルーンを入れて高さを回復させた後、医療用セメントを注入して固定することで、強い背中の痛みを早期に軽減し、寝たきりを防ぐことが可能です。高齢の方や早期回復を目指す方にも適した治療法です。


■ 腰部脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニアの手術

腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアは、神経が圧迫されることで、腰痛、足のしびれ、歩行困難などを引き起こします。

当院では、

  • 神経の圧迫を取り除く除圧術
  • 背骨の不安定性がある場合の固定術(脊椎固定術)

を症状や病態に応じて選択し、できるだけ体への負担を抑えながら、痛みと機能障害の改善を目指します。


■ 神経根ブロックによる痛みのコントロール

手術をすぐに行わずに症状を改善したい場合や、痛みの原因を特定する目的で、神経根ブロックを行っています。

神経の周囲に局所麻酔薬や抗炎症薬を注入することで、強い痛みやしびれを和らげ、日常生活の改善を図ります。手術が必要かどうかを判断するための重要な治療・検査でもあります。


■ 患者さんに合わせた治療選択

脊椎疾患の治療には、保存療法(薬物療法・ブロック注射・リハビリ)から手術まで幅広い選択肢があります。当院では、「できるだけ体に負担の少ない治療」から「確実な改善を目指す手術」まで、患者さんの年齢、生活背景、症状の重さに応じたオーダーメイド治療を行っています。

腰や背中の痛み、しびれ、歩きにくさでお困りの方は、お気軽にご相談ください。