高齢者の方で最近、歩行が少しずつ悪くなった(開脚歩行)、不安定でよく転んだりする、頻尿や尿失禁が始まった 物忘れが進行した、注意力や集中力も下がりやる気がなく好きなことも手がつかない、表情が緩慢で声が小さくなったなどの症状が知らず識らずのうちに進んでいる方いらっしゃると思います。そしてこれらの症状がそういえば1年前はなかったのになあ!と感じている方、 家族の方がた、実はこの歩行障害、認知症状、自立活力低下、排泄障害は特発性正常圧水頭症という病気のことが多くあります。この病気は脳の中の髄液吸収障害によりその流れが淀み、脳室という水袋が拡大し様々な症状を出す病気です。この病気は認知症の5%をしめますが、また専門である脳外科医や神経内科医以外にて発見されないことも多いのです。さらに介護施設入所中の5%以上にこの疾患の方がいると言われています。そして最大の特徴はこの疾患は手術にて治りうる認知症であるということです。当院脳神経外科 正常圧水頭症センターでは併設の認知症疾患医療センター、また整形外科の協力もと、特発性正常圧水頭症患者様の発見につとめ、正確に診断、手術治療、リハビリ、またその後の生活ケアも含め集学治療を行なっております。また、3大認知症併合患者様に関しても認知症専門医師と総合的に治療を行います。手術は髄液を主に背中から腹腔に流す1時間で終わるLPシャントを実施します。手術治療効果は個人差はありますが、歩行障害は 80% 認知関連症状は60%(認知症が併合の場合は別です)、排尿障害は50%の改善が望めます。上記症状があり気になる方、そしてご家族、介護施設の方、開業医の先生方、一度当院脳神経外科正常圧水頭症センター専門外来をお尋ねください。平日は脳外科外来で随時受付、診療をしております。高齢社会の今、患者様の生活の質が少しでも向上し楽しい生活ができるためのお手伝いができればと思います。

FM東久留米 ラジオ番組に認知症が取り上げられました  視聴できます ↓

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