東京都地域連携型認知症疾患医療センター ご挨拶

東京都地域連携型認知症疾患医療センター長  前田達浩

 

 認知症はもはや“国民病”と言われるようになりました。現在日本では約460万人が認知症でその予備軍の軽度認知力低下の方は約400万人に上っています。また2040年には約900万人以上の方が認知症になるとの推計もあります。

今まで東久留米市では医師会開業医の先生方を中心にその治療にご尽力いただいてきましたが、国や東京都の要請から認知症治療を専門的かつ集学的に診る医療機関の必要性から平成29年6月より当院は東京都地域連携型認知症疾患医療センターを拝命し認知症治療に従事しております。 ここでは当院のもの忘れ専門外来を紹介します。現在、毎週火曜日、金曜日土曜日(不定期)に専門外来を実施、認知症専門医師が現在月に延100名の患者様を拝見しております。認知症は正確な診断と適切な治療、また家族などの支援、そして地域介護福祉スタッフの協力、さらに社会資源の活用が必要です。これらすべてのマネージメントを当院で行なっております。受診の手順は、1)当院へ直接お電話 2)地域包括センターはじめ介護職の方よりの申し込み 3)かかりつけ医より紹介など様々ですが、もの忘れが気になる、またすでに認知症と言われているが正確に検査など受けたことがない、もしかしたら私もと気になる方どうぞ一度受診してください。ここで受診や診察手順をお話しします。受診時は、できればかかりつけ医の紹介状をお願いします。病歴聴取が容易で診療に役立ちます。また日頃の患者様の様子がわかる家族やと付添いの方の来院が必要です。検査はまず医師との問診、臨床心理士による認知機能検査、脳MRI(認知症専門MRI)、血液検査、 そしてスペクト脳血流検査(本検査は公立昭和病院、複十字病院で施行)です。診断確定まで約3週間でその後すぐに各々の認知症に応じた治療を施行します。

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